中古車 走行距離 注意

自動車の走行距離は通常1年で1万キロ走っている事が中古車市場などで目安とされており、10万キロ走っている車なら10年くらい前の車かな?とおおよそのメドがたてられます。

基本的には走行距離が少ない方が車の査定額も高く、消耗品のような部分は劣化が少ないですが、自分が中古車を買う時は10年前の車種なのに走行距離が3万や4万kmの自動車にはちょっと警戒した方がいいかもしれません。

「かなり久しぶりにマイカーに乗った(動かした)!」という経験がある人は感じた事があるかもしれませんが、自動車はある程度の期間をあけず走らせている方が調子を崩さないのです。

1週間に1度は動かした方がいい』とも言われています。

加えて10年もたつのにその距離しか走っていないという事は、前の持ち主が車でごく近場にしか行っていない可能性が高くなります。

このケースはエンジンが冷えている状態で走り始め、温まる前に目的地に到着してエンジンを止めるという使い方を繰り返されていた可能性が高く、エンジンに大きな負担がかかっている事があります。
『エンジンにダメージが蓄積している車』は怖いです。

車の部品の中で故障や不具合が出ると一番コストがかかり工事の規模が大きくなるのがエンジンだからです。

エンジンを修理・交換する費用に比べれば、ドアの鉄板やシートなどの補修はオマケみたいなものと言っても過言ではありません。
なので「走行距離は短いからこの車はまだまだ安心」と決めつけるのは危険かもしれません。
中古車というのは年数と走行距離のバランスもある程度はとれていた方が無難な面もあります。

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