中古車選びは車の状態や価格、購入後のトラブルを避けるための重要なプロセスです。
中古車の「選び方」とまではいかないですが、中古車を買ったり選んだりする時に知っておけば得するかもしれないポイントを紹介します。
中古車の選び方で知っておきたいポイント
減価償却期間を終えた車
小型車/普通車は6年、軽自動車は4年以降の中古車は一気に価格が下がる傾向にあります。
新車登録から税法上の耐用年数を超えており、減価償却として計上できる期間が終了しているのが理由。
「走行距離や仕様はほぼ同じ。年式が1年違うだけなのに価格がかなり安い」という場合、「もしや事故車?」と怪しむ前にこのあたりを確認してみましょう😄5年と6年の間でその違いがあります。
カラー
白と黒は鉄板の人気色で、それ以外の色の同車種に比べると値段も高い傾向にあります。
ホワイトやブラックの価格が高くても、赤などは安い中古車も多いです。スポーツカー系の車は特にこの傾向が顕著。
色々なメーカーの車を取り扱っている中古車専門店で探す
欲しい車のメーカーが定まっていない時はメーカー直営の中古車屋ではなく、色々な車を取り扱っている中古車専門店の方が良い車を見つけやすいです。
続いて失敗しない中古車選びのポイントを詳しく説明します。
購入目的を明確にする
以下の要素を考慮し、車を購入する目的をはっきりさせると選びやすいです。
使用目的
通勤、家族での利用、趣味(アウトドアなど)
乗車人数
普段使う人数に応じたサイズ(軽自動車、コンパクトカー、ミニバンなど)
走行距離
月にどれくらい走るか
予算
車両価格だけでなく維持費(燃費、税金、保険)も考慮
購入する場所を選ぶ
中古車の購入先は選び方に大きく影響します。
ディーラー系中古車販売店
中古車専門店
個人売買やオークション代行
車両状態をチェックする
外装・内装の確認
外装
・傷や凹み、再塗装の跡がないか。
・ボディの色ムラや錆び。
内装
・シートやダッシュボードの汚れ、破損。
異臭(特にタバコ臭やカビ臭)。
走行距離
・一般的に10万km以下が目安。
・年式に対して極端に少ない場合はメーター改ざんの可能性も警戒。
エンジンと機能チェック
・エンジン音がスムーズで異音がないか。
・ライト、ウィンドウ、ワイパー、エアコンなどの機能を確認。
事故歴や修理歴の確認
事故車や修復歴のある車両は価格が安い場合がありますが、リスクも高いため注意が必要です。
修復歴車:
- 車の骨格部分(フレームやピラー)が修理されている車。
確認方法:
- 車両本体や販売店での履歴開示を求める。
- 自動車整備記録簿を確認する。
試乗する
購入前に試乗することをおすすめします。
エンジンのかかり具合、ドアの開閉のチェックが重要
ステアリング操作やブレーキの感触が自然か。
異音や振動がないか。
視界の良さ、乗り心地などが自分に合っているか。
維持費を考える
購入後にかかる費用も事前に計算しておきましょう。
- 自動車税:排気量や車両重量に応じて異なる。
- 燃費:低燃費車は長期的にコストを抑えられる。
- 保険料:車両保険の有無や年齢条件で異なる。
- 車検費用:次回の車検が近い場合は追加コストがかかる。
保証とアフターサービスの確認
中古車購入時には保証内容を確認することが重要です。
保証期間:
- 初期保証が3ヶ月~1年のものが一般的。
対象範囲:
- エンジンやトランスミッションなどの主要部品がカバーされているか。
資料や情報を活用
信頼性の高い中古車情報サイトやアプリを活用して相場や車両情報を比較しましょう。
人気サイト:
- カーセンサーnet、グーネット、オートバックス
まとめ
中古車を選ぶ際は車両の状態や購入後の維持費、保証の有無をしっかり確認することが大切です。信頼できる販売店を選び、購入前には必ず試乗して自分に合った車を見つけましょう😄