車 パーツ 寿命

車の各パーツにはそれぞれ寿命があり、使用状況や環境によって変動します。

以下は一般的な交換の目安です。定期点検を行い劣化が見られる場合は早めに交換しましょう😄


目次

タイヤ

寿命:3~5年(または走行距離3万~5万km)

  • 使用頻度や路面状況、タイヤの種類によって異なる。
  • 交換サイン:スリップサイン(溝の深さが1.6mm未満)が出る、亀裂や硬化が見られる。

バッテリー

寿命:2~5年

  • 寒冷地や短距離走行が多い場合、寿命が短くなります。
  • 交換サイン:エンジンの始動が遅い、ヘッドライトの明るさが弱い。

ブレーキパッド

寿命:2万~3万km

  • 都市部や渋滞の多い地域では寿命が短くなる。
  • 交換サイン:ブレーキを踏むとキーキー音がする、制動力が低下する。

エンジンオイル

交換時期:5,000~10,000kmごと、または6ヶ月ごと

  • 車種やオイルの種類によりますが定期交換が必須。
  • 交換サイン:オイルが汚れて黒くなる、エンジンの音が大きくなる。

オイルフィルター

寿命:エンジンオイル交換2回につき1回交換(1万~2万km)

  • フィルターが詰まるとエンジンに負担がかかる。

エアフィルター

寿命:2万~3万km

  • ホコリやゴミの多い場所では早めの交換が必要。
  • 交換サイン:燃費が悪化、加速が鈍くなる。

ワイパーゴム

寿命:1年程度

  • 冬の寒さや夏の直射日光で劣化しやすい。
  • 交換サイン:拭きムラが出る、ビビリ音がする。

ラジエーター冷却水(クーラント)

交換時期:2年~4年(メーカー指定による)

  • 交換サイン:冷却水の色が変わる、量が減っている。

タイミングベルト(またはチェーン)

寿命:10万km(チェーンはさらに長寿命)

  • 切れるとエンジンに重大なダメージを与える。
  • 交換サイン:異音がする、点検で劣化が確認される。

スパークプラグ

寿命:2万~4万km(イリジウムプラグは10万km程度)

  • 交換サイン:エンジンの始動が悪い、燃費が悪化。

ブレーキフルード(ブレーキオイル)

交換時期:2年ごと

  • 吸湿性が高く、劣化するとブレーキ性能に影響。

サスペンション(ショックアブソーバー)

寿命:5万~10万km

  • 交換サイン:乗り心地が悪化、車体が揺れやすくなる。

ベルト類(ファンベルト・エアコンベルトなど)

寿命:5万~10万km

  • 交換サイン:エンジンルームからキーキー音がする。

ライト類(ヘッドライト・テールランプなど)

寿命:LED:5万時間以上
ハロゲン:500~1,000時間

  • 交換サイン:暗くなる、点灯しなくなる。

燃料フィルター

寿命:10万km程度

  • 劣化すると燃料供給がスムーズにいかず、エンジン性能が低下。

エアコンフィルター

交換時期:1年または1万~1.5万km

  • 交換サイン:風量が弱い、エアコンの効きが悪い。

定期的な点検とメンテナンスで車の安全性や性能を保ちましょう。また、車検時にプロに相談して寿命が近いパーツを確認するのも重要です。

エアコンフィルターの交換は花粉症対策にもなります😃

車を改造する時は、マフラー、車高調、エアクリーナーも消耗品という事を頭に入れておきましょう。

マフラー最大の敵は「錆」と「サイレンサー内にある消音剤の劣化」です。
ステンレス製のマフラーでも汚れや傷から錆びは発生します。とくに融雪剤は塩化ナトリウムや塩化カルシウムが原料なので錆びの原因になりやすいです。
マフラーは基本的に丈夫なので普通の使い方をしていればだいたい10年以上もちますが、雪道をよく走る人はたまに点検を。

車高調はメインが街乗りなら5年or5万kmくらいで点検を。
そこまで経っていなくても、明らかに乗り心地が悪くなったり異音などがあれば早めに要チェックです。ダンパーからのオイル漏れやピストンロッド表面の傷やゴムブッシュの亀裂はパッと見ではわかりません。
また、品質の悪い製品やラフすぎる使い方をすれば数カ月でダンパーが抜けてしまったりするので、定期的にタイヤを外してダメージがないかを確認したり、プロに点検してもらった方が無難です。

エアクリーナーも純正であれば自動車メーカーが3万kmとか5万kmを推奨していますが、ブリッツなどはほとんどのエアクリーナーで5000km交換を推奨しています。
改造している箇所が多いほど点検もこまめに行う事が大事です☆

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