自動車を売却する時はいくつかの書類が必要になります。必要書類を事前に準備しておくことで手続きをスムーズに進められます。車の売却時に必要な書類とその概要を説明します。
目次
自動車の売却時に必要な書類
① 車検証（自動車検査証）
車両の登録内容を証明する重要な書類。
必須項目：
- 車両の所有者名義が売却者本人であること。
- 住所や車両情報が最新であること。
② 自賠責保険証明書
自動車を運行するために義務付けられている保険の証明書。
- 売却時には有効期限が残っている必要があります。
③ 印鑑登録証明書
実印の証明書。市区町村で発行されます。
普通自動車の場合：
- 売却時に実印が必要となるためその登録証明書も求められます。
- 発行から3か月以内のものが必要。
軽自動車の場合：
- 認印で手続き可能な場合が多いため印鑑登録証明書は不要。
④ 実印（または認印）
- 普通自動車：実印が必要。
- 軽自動車：認印で対応可能な場合が一般的。
⑤ リサイクル券（自動車リサイクル料金の預託証明書）
自動車リサイクル法に基づいて支払った料金を証明する書類。
- 購入時に発行された書類を確認してください。
⑥ 身分証明書
売却者本人であることを証明するために必要。
- 運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど。
特定の場合に必要な書類
① 委任状
名義変更を業者に依頼する場合に必要。
- 所有者の実印を押印することが求められます。
② 譲渡証明書
車の所有権を移転するための書類。
必須項目：
- 売却者の実印が押印されていること。
③ 車庫証明（保管場所証明書）
通常、売却者側では不要。ただし、車検時の保管場所が新オーナーで必要な場合があります。
④ 所有権解除書類
ローンが残っている場合、所有権がディーラーやローン会社にあることがあります。
必要な書類：
- ローン会社からの「所有権解除承諾書」
その他（任意だが準備しておくと便利なもの）
整備手帳（メンテナンスノート）
- 定期点検や修理の履歴を証明する書類。査定額アップにつながる場合があります。
取扱説明書
- 純正ナビや車両の使い方に関する説明書。
スペアキー
- 紛失している場合でも申告が必要です。
軽自動車の場合の簡略化
軽自動車の場合、手続きが簡素化されており、以下の書類が中心となります。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 認印
まとめ
自動車を売却する時は「車検証」「自賠責保険証明書」「リサイクル券」などが必要です。
【普通車・軽双方】
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車リサイクル券の預託証明書
- 実印（軽はシャチハタ以外の認め印）
【普通車】
- 印鑑登録証明書
- （住所変更している場合）住民票の写し
- （誰かに委任する場合）委任状
- 譲渡証明書
聞きなれないのは「自動車リサイクル券の預託証明書」だと思います。
車を購入した時に付いているので、大体は車検証入れに車検証と一緒に入っています。
あと、整備手帳、車の取扱説明書、新しい車なら保証書、これらもあると査定金額がアップする事が多いです💲
整備手帳も車検証と一緒の場所に入っていることが多いです。
普通自動車と軽自動車では必要な書類や手続きに違いがあるので、売却先（ディーラーや買取業者）によっては準備が簡略化されることもあるため事前に確認しておくと良いと思います😄
