車検の費用は車両の種類や状態、整備内容によって異なりますが、大きく以下の項目に分かれます。
目次
車検費用の内訳
法定費用
法律で決められている必須の費用。車検を通す際に必ず支払う必要があります。
自賠責保険料(強制保険)
- 普通車:20,010円(24か月)
- 軽自動車:19,730円(24か月)
重量税
- 0.5tごとに4,100円〜12,300円(普通車)
- 軽自動車:6,600円(固定)
印紙代(検査手数料)
- 車検を受ける際に必要な行政手数料。
- 普通車:約1,700円~2,400円
- 軽自動車:約1,400円
点検整備費用
車検の際に実施される点検や整備にかかる費用。依頼する業者や車両の状態によって異なります。
基本点検料
- 法定点検にかかる作業料金。
- 一般的な相場:10,000円〜30,000円
整備費用
- 車検に通すために必要な部品交換や修理費。
- 例:タイヤ交換、ブレーキパッド交換、バッテリー交換など。
- 目安:10,000円〜50,000円(状態による)
3. 車検代行手数料
業者に車検手続きを代行してもらう際の費用。ディーラー、整備工場、カー用品店などによって異なります。
- 相場:10,000円〜20,000円
車検費用の相場例(目安)
1. 軽自動車の場合
法定費用:27,730円
- 自賠責保険料:19,730円
- 重量税:6,600円
- 印紙代:1,400円
整備・点検料:10,000円〜30,000円
代行手数料:10,000円〜15,000円
総額=約50,000円〜80,000円
2. 普通車(1.5t以下)の場合
法定費用:38,110円
- 自賠責保険料:20,010円
- 重量税:16,400円
- 印紙代:1,700円
整備・点検料:15,000円〜50,000円
代行手数料:10,000円〜20,000円
総額=約70,000円〜120,000円
3. エコカーの場合
- 環境性能割引が適用されるため重量税が軽減され、普通車より安くなる場合があります。
車検費用を節約する方法
ユーザー車検を利用
- 自分で車検を通すことで代行手数料を省けます。
- ただし整備や検査の知識が必要です。
業者を比較
- ディーラーは整備が丁寧ですが費用が高め。
- 整備工場やカー用品店(オートバックスなど)は安価な場合が多い。
車検時期を活用したキャンペーン
- 一部業者では割引キャンペーンを行っていることがあります。
部品交換を事前に行う
- タイヤやバッテリーなど、自分で購入して交換すると費用を抑えられる場合があります。
車検費用は事前の見積もりを複数の業者で取ることで最適なプランを見つけやすくなります。
個人的に一番おすすめしないのはカーディーラーによる車検です。経験則ですがかなり高めに見積もりを出されます😅
コスモ石油なども車検サービスをやっていますがかなり安いです。カーディーラーによる車検は時間がかかるうえに値段も高いのが私的な印象🙄
どの方法が最適か迷った場合は予算や整備の手間を考慮して選ぶのがおすすめです!
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