軽自動車の車検費用は法定費用と整備費用に分けられます。具体的な費用は車の状態や整備工場によって異なりますが、内訳を詳しく説明します。
目次
車検費用の内訳
(1) 法定費用(固定費)
国が定めた費用で、どの車検業者でも同じ料金です。
費用項目 | 金額(軽自動車の場合) |
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自動車重量税 | 6,600円(※) |
自賠責保険(24ヶ月) | 17,540円 |
検査手数料(印紙代) | 1,400円 |
合計 | 約25,540円 |
※車の初年度登録からの年数やエコカー減税適用により変動することがあります。
- 13年以上経過:重量税が8,200円
- エコカー(減税対象):重量税が5,000円
(2) 整備費用
業者による点検や整備にかかる費用で、車の状態や依頼内容によって異なります。
内容 | 費用の目安 |
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基本点検料(法定24ヶ月点検) | 10,000〜20,000円 |
部品交換費用 | 数千〜数万円 |
調整・追加整備料金 | 状態次第で変動 |
(3) 車検代行手数料
車検を通すための代行手数料。ディーラーや整備工場、カー用品店などで異なります。
業者 | 代行手数料の目安 |
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ディーラー | 10,000〜20,000円 |
認証整備工場 | 5,000〜15,000円 |
カー用品店(オートバックスなど) | 5,000〜10,000円 |
合計費用の目安
① 一般的な軽自動車(特別な整備なしの場合)
- 法定費用:約25,540円
- 整備費用+代行手数料:15,000〜35,000円
合計費用=40,000〜60,000円
② 古い車両や整備が必要な場合
- 部品交換や修理が必要になると、費用が10,000〜50,000円以上追加されることがあります。
合計費用:60,000〜100,000円以上
費用を抑えるポイント
複数の業者で見積もりを取る
- ディーラーよりも認証工場やカー用品店の方が安い場合があります。
定期的にメンテナンスを行う
- 車検前の大規模整備を避けるため普段からこまめに点検を行い、異常を早期発見。
ユーザー車検を検討する
- 自分で陸運局に車を持ち込んで検査を受ける方法。手数料を大幅に抑えられますが整備や準備が必要。
割引キャンペーンを活用
- カー用品店やガソリンスタンドでは早期予約割引やセット割引を実施している場合があります。
4. おすすめの業者比較
- ディーラー:高品質な点検が受けられるが料金は高め。
- 認証整備工場:比較的安価で信頼できる整備を提供。
- カー用品店:費用を抑えたい人向けだが整備範囲が限定的。
- ガソリンスタンド:最安値のことが多いが整備内容に注意。
まとめ
軽自動車の車検費用は法定費用と整備費用を合わせて約4万〜6万円が一般的です。
事前に業者を比較し車の状態に応じた最適なプランを選ぶことで無駄な出費を抑えることができます。
個人的な見解になりますが、新車で買った場合、3年まではしっかりと車検をしてくれるディーラーや認証整備工場、それ以降はオートバックスなどのカー用品やガソリンスタンドで十分な気はします😀
とにかくディーラーは値段が高いです💦