タイヤ脱輪 大半が左後輪な理由

豆知識

走行中のダンプカーからタイヤが外れ、そのタイヤが周囲にいた車にぶつかるという事故は今もたびたび起こっています💦
大型車のタイヤの脱落事故は近年増加傾向にあり冬場に多く発生しています。
そして脱落するタイヤの9割が「左後輪」

大型ダンプカーのタイヤの重さはおよそ90kg、普通車のタイヤの6倍!

これがスピードを伴って自走して転がっていくというのは想像するだけでも恐怖😨

・脱輪するのは「左後輪」

・冬に起きやすい

という事がわかっているので対策できそうなものですが、タイヤが脱輪する原因を考えると難しいかもしれません💦

【冬に多い原因】
タイヤ脱落が冬に多い原因は、スタッドレスタイヤに履き替えたばかりに起こる「初期なじみ」というやつで、ネジとナットの間に隙間ができる現象だと思われます。

【左後輪が多い原因】
ひとえに日本の道路事情で、左ばかりに負荷がかかるから。

左折時は小回りになるので左後輪のタイヤがねじれて負荷が増えます。
右折時は逆に大回りでスピードが出るため、やはりこの時も遠心力によって左後輪の負荷が増えます😅
あとは排水のために道路の中央部分が盛り上がっている形状になっているため、1本道を走っている時以外は常に下側となる左タイヤに重量がかかっている状態。当然右よりも負荷が大きくなります💦

そんな訳でやたらと左にばかり大きな負荷がかかっていますが、交通事情を変える訳にはいかないので「左側を特別強くする」などの工夫でなんとかするしかないのが現状なんです😐

それでも日本はタイヤの脱落事故が比較的少ない国。

中国などは造りが荒いのか単純に台数が多いのか、脱落も頻繁に起こっているイメージがあります😅
なので車に重量物を載せる時は左よりも右側に乗せた方がタイヤの損傷もマシになり車のバランスも崩れにくくなると思います。

個々でできる限りの自衛をしましょう😀

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